このページはこのような方を対象としています。
- 昨日、名古屋市瑞穂区瑞穂通の瑞穂警察署の人から連絡があり、息子が地下鉄桜通線瑞穂区役所駅の近くで麻薬の売人をした容疑で逮捕されたと知らされました。息子は大学生で、1人暮らしをしています。明日検察庁に送致されるそうですが、いつ戻ってこられるでしょうか。
- JR飯田線本長篠駅構内のトイレで麻薬を購入して、恋人と一緒に使用したところ、気分が悪くなって病院に運び込まれました。現在では体調は良くなったのですが、北設楽郡設楽町田口字小貝津にある設楽警察署から呼び出しを受けています。逮捕されるのでしょうか。
- 地下鉄東山線上社駅の駅前にあるクラブで遊んでいたら、警察の人が突然やって来て、その他大勢の客と一緒に警察署へ連れていかれました。現在、名古屋市名東区猪高台二丁目の名東警察署で取調べを受けています。非合法薬物のパーティーが行われていたようなのですが、私は友人から誘われて行っただけです。今後どうなるのでしょうか。
名古屋・愛知の麻薬・向精神薬事件の弁護プラン
名古屋・愛知で麻薬事件の容疑をかけられてしまっても、弁護活動によっては前科がつきません。
新城市の新城警察をはじめ、警察から犯罪の容疑をかけられているにも関わらず、前科がつくことを避けるには、必要な弁護活動を尽くして、検察官から不起訴処分を獲得するか、裁判官から無罪判決を獲得する必要があります。日本の刑事司法においては、無罪判決の獲得は統計上0.1パーセントと困難で、不起訴処分を獲得する方が容易であるため、まずは不起訴処分の獲得を目標とした弁護活動を行うことになります。
日本の刑事手続において、検察官が事件を起訴するのは、証拠によって逮捕された方の犯罪行為が認定できる場合に限られます。言い換えれば、証拠によって犯罪行為が認定できない場合、事件は不起訴処分で終了し、前科が付くことはありません(嫌疑なし、嫌疑不十分)。
まず、名古屋・愛知で麻薬又は向精神薬(以下「麻薬等」と言います。)を所持した容疑の場合、不起訴処分を獲得できるケースとしては、所持していた量が極めて微量だった場合、共犯者との共同所持を疑われたが共謀の証明が困難な場合などが挙げられます。所持していた麻薬等の量が極めて微量だった場合は、弁護活動により所持の故意がなかったことなどを主張し、不起訴処分の獲得を狙います。また、名古屋・愛知の麻薬事件で、麻薬等の共同所持を否認する場合は、弁護活動により共犯者の引き込み供述が信用できないことを主張し、嫌疑不十分による不起訴処分の獲得を狙います。
次に、名古屋・愛知で麻薬等を譲り渡し又は譲り受けた容疑の場合、不起訴処分を獲得できるケースとしては、相手方との取り引きを客観的な証拠で裏付けるのが困難な場合などが挙げられます。この種の事件では、取り引きの相手方の供述に基づいて通常逮捕される場合が多いですが、逮捕に伴う捜索で自宅等から違法薬物が押収されない限り、物証が乏しいケースが多く、弁護活動により不起訴処分の獲得を狙う余地があります。
なお、名古屋・愛知でヘロインを営利目的で輸出入や製造した容疑の場合は、裁判員裁判対象事件にあたるため、特に慎重な対応が必要となります。
いずれにしても、名古屋・愛知の麻薬事件で不起訴処分の獲得を目指すのであれば、信頼できる弁護士とタッグを組み、後悔のない活動を尽くすことが大切です。
名古屋・愛知の麻薬事件で逮捕されても、弁護活動によっては早く留置場から出ることができます。
豊川市の豊川警察をはじめ、早く留置場から出るためには、逮捕の後に勾留されないことが大切です。
豊川警察をはじめ、警察に逮捕された被疑者は、逮捕の翌日か翌々日に検察庁に連れて行かれ、釈放の有無が検討されます。検察官と裁判官によって釈放が「なし」と判断された場合、逮捕された被疑者は、勾留(こうりゅう)を請求された日から10日間から20日間、豊川警察など警察署の留置場での生活を強いられることになります。アトム名古屋の弁護士を選任すれば、検察官や裁判官に勾留をしないように求める意見書を提出し、仮に間違って勾留が決定された場合でも、準抗告(じゅんこうこく)という不服申し立ての手続きにより、その取り消しを求めることができます。
しかし、名古屋・愛知の麻薬事件で逮捕された場合は、事件の性質上、10日以上の勾留が決定されてしまうのが実務の運用です。したがって、早く豊川警察など警察署の留置場から出るためには、アトム名古屋の弁護活動によって不起訴処分を獲得して釈放されるか、起訴された後にアトム名古屋の弁護士を通じて保釈請求を行って釈放される必要があります。
アトム名古屋のでは、名古屋・愛知の麻薬事件を受任した直後から、起訴された後の保釈請求に備えて、身元引受人らと十分な打ち合わせを重ね、裁判官の心証を良くするための入念な準備を行い、ご相談者様の早期の釈放に努めています。麻薬事件の保釈金は150万円前後の場合が多いですが、この保釈金は、裁判が無事に終了すれば、裁判所から全額返還されます。
名古屋・愛知の麻薬事件で起訴されても、弁護活動によっては刑務所に入らないで済みます。
名古屋・愛知の麻薬事件の裁判で検察官から懲役刑を求刑されているにも関わらず、刑務所に入らないためには、裁判官から執行猶予付きの判決を獲得する必要があります。
名古屋・愛知の麻薬事件の裁判で、執行猶予付きの判決を獲得するためには、裁判において、アトム名古屋の弁護士を通じてご相談者様に有利な証拠を提出し、裁判官の心証を良くしていくことが大切です。
名古屋・愛知の麻薬事件の場合は、アトム名古屋の弁護士のアドバイスに基づき、違法薬物を所持するに至った人間関係を清算し、生活環境を改善することで、反省と更生の意欲をきちんと伝えることで、裁判官の心証を良くしていくことになります。また、薬物中毒を治療するためのクリニックに通院し、その努力を訴えることも有効です。
他方で、ご相談者様が名古屋・愛知の麻薬事件に関与していないにもかかわらず麻薬事件の容疑で起訴されてしまった場合は、アトム名古屋の弁護士を通じて無罪を主張し、検察側の証拠を争うことで、無罪判決を獲得していくことになります。
アトムによる麻薬・向精神薬事件の解決例
罪名 | 事件の概要 | 解決例 |
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大麻取締法違反3件、麻薬及び向精神薬取締法違反1件(34号事件) | ご依頼者様(歯科技工士、30代男性、前科なし)が、友人らと一緒に、営利の目的で、約10か月間に渡って大麻草200株余りを栽培し、また乾燥大麻数十グラム、大麻樹脂数十グラム、MDMA1個、LSD1片を所持した容疑で逮捕された事件。 | 逮捕された後に事件を受任。弁護活動の結果、ご依頼者様は保釈金450万円を納付して直ちに留置場から釈放された。また、その後の弁護活動により被告人側に有利な事情が証明されたため、事件は検察側の実刑求刑をくつがえして執行猶予で終了した。 |
覚せい剤取締法違反3件、麻薬及び向精神薬取締法違反1件、大麻取締法違反1件(東京23-62号事件) | ご依頼者様(風俗店従業員、20代女性、前科なし)が、土曜日の朝、自動車を運転中に職務質問を受け、車内に数日前に交際相手から購入した覚せい剤と麻薬を所持していた容疑で逮捕され、その後の自宅捜索で別の覚せい剤と大麻が発見され、起訴された事件。 | 起訴後に事件を受任。弁護活動により、ご依頼者様に有利な事情が認められ、所持していた覚せい剤の量が多量で、麻薬や大麻も押収されたにもかかわらず、ご依頼者様は保釈金200万円を納付して直ちに留置場から釈放され、事件は検察側の実刑求刑を覆して執行猶予で終了した。 |
覚せい剤取締法違反、大麻取締法違反、麻薬及び向精神薬取締法違反(319号事件) | ご依頼者様(会社社長、30代男性、前科なし)が、金曜日の未明、コンビニエンスストアの駐車場に駐車した自家用車内で、覚せい剤14グラム、大麻312グラム、コカイン3グラムを所持した容疑で起訴された事件。 | 起訴後に事件を受任。弁護活動により、ご依頼者様に有利な事情が認められ、所持していた薬物の量が多量で、余罪があったにも関わらず、事件は検察側の求刑を下回って終了した。 |